2018年5月12日土曜日

前向きな人生の素晴らしさ


SHOE DOG(シュードッグ)」:フィル・ナイト、 大田黒奉之訳を読んでいる。時代は昨今の様にベンチャー企業が当たり前の時代ではない1960年代。ヒーローは筆者であり、活躍する場所ば米国、しかも使うのはオニツカ製なる日本のスポーツ靴。何人もの批評家が絶賛した書籍だけあって、一気に読み切らせる力がある。何よりも強引でないのが良い。慎重とでも言うかの様に、家族や友人なる周囲と相談し、一歩一歩前に進む展開は運不運とは違った、熱意あるいは夢の力のような気がしてならない。そして、そこには懸命に走る氏の横に強烈な牽引者がいた。科学的にシューズを改良する元氏のランニングコーチ、強烈で且つ斬新なアイデアで営業活動する大学の同級生。但し、道は険しく、厳しい。ライバル販社の登場だ。それに加え、多少冒険家の氏の前向きな姿勢だろう。存在しない東海岸支店をあると偽ったり、繰り返し受ける同僚からの不満の声を聴き流したり、精神的なタフネスである事も重要だと感じたりした。

そして、又、このベンチャー企業に係わる皆が走ることにこの上ない愛情を抱いていることこそが、ビジネスの中核であるシューズ自身の品質を高め、シューズと共に成績もを伸ばすという二重の喜びを顧客に提供するサクセスストーリーを生んでいるのだ。その想いを受けるオニヅカ(タイガーで当時有名だった日本企業)も凄い。恥ずかしながら、オニヅカ=ナイキとの方程式を私は全く知らなかった。ていうか、その製品が実は日本生まれであることさえ知らなかった。そう考えれば、リーボックが英国製で、アデイダスがドイツ製、ニューバランスは米国製であることも知らなかった。但し、足幅が広い偏平足気味の私には、そうした外国製のシューズはマッチせず、止むを得ないので、2サイズアップして、穿いている始末だ。唯歩くには不便はしないが、記録を狙おうとしたら、やはり慣れ親しんだミズノかも。ちなみに、ナイキの由来は氏が愛するギリシャの勝利の女神「ニーケ」から来ているらしい。まさにナイキは氏の成功事例の賜物。そんな歴史を感じながら、持っているナイキでジョギングも良いかなと思ったりしている昨今でもある。

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