2018年1月2日火曜日

2017年書評総合まとめ


2017年最終選考結果:

小説&エッセー

「土の記」:高村薫、「喧嘩」:黒川博行。「不時着する流星たち」:小川洋子。「騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編」村上春樹&「みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子訊く/村上春樹語る―」川上未映子、村上春樹。「ゴーストマン 消滅遊戯」ロジャー・ホッブズ。「砂上」桜木紫乃



日本フィクション

「バブル:日本迷走の原点」:永野健二氏。「科学者18人にお尋ねします。宇宙には誰かいますか?」:佐藤勝彦、 縣秀彦。「宅配がなくなる日 同時性解消の社会論」松岡真宏&山手剛人&角野栄子。「データで見る太平洋戦争 「日本の失敗」の真実」髙橋昌紀。「大人のための社会科 -- 未来を語るために」井手英策&宇野重規。「ブラックホールをのぞいてみたら」大須賀健。「看取るあなたへ」細谷亮太,徳永進。「日本の地下で何が起きているのか (岩波科学ライブラリー)」鎌田浩毅。「だから居場所が欲しかった。 バンコクコールセンターで働く日本人」水谷竹秀。「ばっちゃん ~子どもたちの居場所。広島のマザー・テレサ~」伊集院要。


海外フィクション

「超監視社会: 私たちのデータはどこまで見られているのか?」:シュナイアー,ブルース。「毛の人類史 なぜ人には毛が必要なのか」:カート・ステン、藤井美佐子。「SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術」:ショーン・スティーブンソン。「ビッグデータという独裁者: 「便利」とひきかえに「自由」を奪う」:デュガン,マルク,ラベ,クリストフ。「ポピュリズムとは何か」:ヤン=ヴェルナー・ミュラー。「人類はなぜ肉食をやめられないのか 250万年の愛と妄想のはてに」マルタ・ザラスカ。「1493――世界を変えた大陸間の「交換」」チャールズ・C. マン Mann,Charles C. 「科学捜査ケースファイル難事件はいかにして解決されたか」ヴァル・マクダーミド&久保美代子。「CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見」ジェニファー・ダウドナ サミュエル・スターンバーグ。


総括として、小説群では大御所、高村氏と村上氏の双方が大作を出し、それに評点が集中しました。国内フィクションでは、バブル時代の記録がオープンにされた年でもあったし、太平洋戦争を冷静に振り返る書籍も目立った。又、個人的な不幸と絡み合って、高齢者側の記事も多く取り上げた結果にもなった。海外フィクションではスケール感の大きなものと、一方では睡眠とか食物といった身近なものを掘り下げたものもあった。教養は無知を知る事とはその通りではあるが、やはり読書は私に欠かせない脳運動の一つである。

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