2016年4月3日日曜日

2016(平成28年).4.03書評

先週の評点:
「ギリシア人の物語I 民主政のはじまり」(◎):塩野七生氏、「乱獲: 漁業資源の今とこれから」(〇): ヒルボーン,レイ、 ヒルボーン,ウルライク、「からだにやさしい腰痛克服法 --徹底図解 腰痛の原因と対策-- (名医が教える健康バイブル)」(〇):駒形正志氏、「終わった人」(◎):内館牧子氏、「軽薄」(◎):金原ひとみ氏、「異類婚姻譚」(△):本谷有希子氏。
ノンフィク3、小説3の意欲的取り組み。小説群は本谷氏は事前評点通りで△。金原氏の作品は怖いもの見たさ的で何時も途中で投げ出してしまっていたが、今回は最後まで読み切った。どうも彼女は未だ、自分の立ち位置を見定めていないようにも見える。若いと言うのはある意味で辛い事だと変に同情してしまった。その点、内館氏は元サラリーマンだけあって、そのストーリーが物悲しいし、説得力もある。ノンフィクは大御所塩野氏作品を有難く読ませて貰っている。しかし、長文だ。あの痩身にこのエネルギー!凄い。しかも、各文ともに説得力がある。知性の力をひしひしと感じさせる作家だ。「乱獲」は漁業というものが実に制御不可能だと言うことが分かっただけでも意義があった。農業も含めて、衰退する一次産業の行く末は結局、家畜化(養殖)の方向しかないのだろうか?そんな絶望感を持って、読んだ。
今週のお題:
「人間VSテクノロジー:人は先端科学の暴走を止められるのか」:ウェンデル・ウォラック、大槻敦子訳、「21世紀日本の格差」:橘木俊詔氏、「ロスト」:呉勝浩氏、「つつましい英雄」:バルガス=リョサ,マリオ氏。
ノンフィク2、小説2.いずれも長編だ。
私とその周囲の近況。送別その他の動きが収まり、でも、相変わらず中小の人出不足は修正されず、やる気だけでは空回りする事態は相変わらずだ。それでも、家人のパートも無事2年が経ち、愚息も進学し、時代と共に、前に進んでいることには違いないのだ。この僻地では車無しの生活は不可能であり、その車検や保険など費用負担も馬鹿にならないが、その分、地獄の通勤ラッシュや高い家賃・生活費の負担を負わない良さもあり、痛し痒しだ。いよいよ、4月が始まり、業界は自由化で騒がしい。又、政界は時期選挙で消費税云々で慌ただしい。そろそろ開花を始めた桜でも観て、世間を憂さを暫しは忘れたいものだと思っている。

 




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