2016年1月24日日曜日

2016.01.24書評

先週の評点:
「蜷川幸雄の仕事」(○): 山口宏子氏、「秘密の地下世界」(◎):ナショナル ジオグラフィック、「図像学入門 疑問符で読む日本美術」(◎):山本陽子氏、「男こそアンチエイジング」(◎):伊藤和弘氏、「服従」(○):ミシェル ウエルベック,佐藤優訳、「琥珀のまたたき」(-):小川 洋子氏。
ノンフィク4件、小説2件の再び軽めを継承。
小説しかも服従は長編故に、小川氏まで届かず。ノンフィクは「図像・・」が面白い。色々な偶像、詰まり仏像から時代の背景と仏教に関する信仰度合いを逆読みしたりするのだ。如来と菩薩と、その他大勢に、天部や四天王や明王の位置づけが薄っすら理解出来るようになる。仏教に興味のある方は必読。極楽浄土や密教で増える仏像の在り方も面白い。「蜷川・・・」は結局、過去の演劇上演集のようなもの。宮沢エリがここで鍛えられていたとは意外。「服従」はやや読みにくい。但し、じわじわとフランスがイスラム社会に支配されてゆくのが不気味に描かれている。小川氏まで至らず、申し訳ない。
今週のお題:
「限界費用ゼロ社会―<モノのインターネット>と共有型経済の台頭」:ジェレミー・リフキン、柴田裕之訳、「親には一人暮らしをさせなさい」:三村麻子氏、「女性と子どもの貧困~社会から孤立した人たちを追った」:樋田 敦子氏、:「墓標なき街」:逢坂 剛氏、「真犯人」:翔田寛氏。
ノンフィク3件、小説2件のウェルバランス。
待望の「限界・・」だ。一度このブログでも紹介したものだ。「親・・」は介護ぎりぎりの老親を持つ身として、勇気が貰えそう。「女性・・」は残酷な現状が見える。貧困は教育格差を呼び、最終的には弱者に影響する。小説は久々の逢坂氏だ。事前書評も高い。期待したい。
さて、私の近況は突然の帰省で休みがなく、生活不規則になり、体調は最悪。それでも、否応なしにビジネスは進めなくてはいけないし、人生の針は進んでゆく。元気なのは、2泊三日のスキー教室を堪能してきた息子。ボーゲンは習得したらしく、誇らしげだ。一度だけ、家族でスキーに入ったことがあるのが、幸いしたか。親族各位へのお土産もしっかり買ってきたので、二重丸かな。まずは、愚息の元気のお余りを貰って、何とかこの寒くなった冬を乗り切りたいを思っている。



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