2016年1月2日土曜日

2015年後半書評まとめ

 恒例の唯我独尊、僭越重畳、批判覚悟の上に、後半の◎を列記し、その中から後半ベスト3を選択した。分野はノンフィク、フィクに大別した。
●ノンフィク部門
  「世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠」(◎):ジョセフ・E・スティグリッツ、峯村利哉、「航空機のテクノロジー」(◎):ムック「ネアンデルタール人は私たちと交配した」(◎):ペーボ・スヴァンテ、「大転換――新しいエネルギー経済のかたち」(◎): レスター・R.ブラウン、 ジャネット・ラーセン、「科学・技術と社会倫理」(◎):山脇直司氏。
「秘島図鑑」(◎)「“ひとり出版社”という働きかた」(◎):西山雅子氏、「ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望」(◎):エヴァン・オズノス、 笠井 亮平、「2050年 超高齢社会のコミュニティ構想」(◎):若林 靖永氏他、「日本の最も美しい名建築」(◎):田中 禎彦氏他、「厳選!デザインマンホール大図鑑」(◎):カラーマンホール研究会、「感じる言葉 オノマトペ」(◎)「この一冊でまるごとわかる!人工知能ビジネス」(◎)、「異常気象の疑問を解く!」(◎)、「私たちと公共経済」(◎):寺井 公氏他、「脱出老人: フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち」(◎)「人体600万年史(上):科学が明かす進化・健康・疾病」(◎):ダニエル・E・ リーバーマン、塩原 通緒,「 人のアブラはなぜ嫌われるのか -脂質「コレステロール・中性脂肪など」の正しい科学」(◎):近藤 和雄氏、「名画の謎を解き明かす アトリビュート・シンボル図鑑」(◎):平松洋氏、
「18 きっぷ」(◎):朝井リョウ、朝日新聞社、「尾形光琳: 「琳派」の立役者」(◎):河野 元昭氏、「世界の地下鉄 ビジュアルガイドブック」(◎):日本地下鉄協会:、「ついに到着! 冥王星 太陽系探査の最前線」(◎):「人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病」(◎):ダニエル・E・ リーバーマン、塩原通緒訳、「私的読食録」(◎):角田光代、堀江敏幸、「AIは「心」を持てるのか」(◎):ジョージ・ザルカダキス、長尾 高弘訳、「くらべてわかる世界の美しい美術と建築」(◎):五十嵐太郎氏、「こころの健康診断」(◎): (ニュートンムック Newton別冊)仮屋暢聡氏、「会計士は見た!」(◎):前川修満氏、「確実に速くなる ランニングの科学」(◎):鈴木清和氏、「最後の楽園の生きものたち:ホットスポット 絶滅か生存か」(◎):NHKホットスポット制作班、「マテリアル革命」(◎):ムック、「空海」(◎):高村薫氏、「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(◎): 斉藤健仁氏、「図説 日本語の歴史」(◎):今野真二氏、「光と色のサイエンス」(◎):ムック
●小説部門
 「決壊(上)(下)」(◎):平野 啓一郎氏、「校長、お電話です!」(◎):佐川 光晴氏。「声」(◎):アーナルデュル・インドリダソン、柳沢 由実子訳、「日々の光」(◎):ルービン,ジェイ、「エピローグ」(◎):円城塔氏、「我が家のヒミツ」(◎):奥田 英朗氏、「スキン・コレクター」(◎):ディーヴァー,ジェフリー、斉藤健仁氏、「霧 ウラル」(◎):桜木紫乃氏、「95」(◎):早見和真氏。
 
 やはり、小説はその世界へ入る必要があり、時間も掛かり、評価も同業者の目という事で厳しく査定されがちだ。申し訳ない。又、知性アップを意図しているので、ノンフィク書籍が増えている事も影響している。

 さて、ベスト3は以下の通りである。
●ノンフィク部門
 「科学・技術と社会倫理」:山脇直司氏。「ネオ・チャイナ:富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望」:エヴァン・オズノス、「脱出老人: フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち」:水谷竹秀氏、(「人体600万年史(上)(下):科学が明かす進化・健康・疾病」:ダニエル・E・ リーバーマン、「AIは「心」を持てるのか」:ジョージ・ザルカダキス、長尾 高弘訳、「空海」:高村薫氏。
 3テーマに絞れず、申し訳ない。どの書籍の捨てがたい。
 山脇氏の知性への言及、ネオチャイナで見る中国人の素顔、脱出老人にみる日本人の貧困さ、人体600万年史の視点の面白さ、AIの未来、そして、宗教の在り方。どれも是非読んで欲しいテーマ。
●小説部門
「エピローグ」:円城塔氏、「我が家のヒミツ」:奥田 英朗氏、斉藤健仁氏、「霧 ウラル」:桜木紫乃氏。
 頑張って読んだ長編は外した。その分、短編集の奥田氏を選択。桜木氏の情念ある作品と奥田氏の優しくほろ苦い中年視線は捨てがたい。円城氏のこの作品は見事だが、それ以外の作品がイマイチなのが気にかかる。


 


 

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