2015年12月27日日曜日

2015.12.27書評(今年最後)

先週の評点:
「文藝春秋オピニオン2016年の論点100」(○):ムック、「ラーメンの語られざる歴史」(○):ソルト,ジョージ氏、「図説 日本語の歴史」(◎):今野真二氏、「光と色のサイエンス」(◎):ムック、「惑星の岸辺」(○):梶村啓二氏、「空にみずうみ」(○):佐伯一麦氏。
ノンフィク:4、小説:2の先週に続く意欲的態度で臨む。佐伯氏は私と同名で、年齢も近い。健康に問題があり、その分作品が穏やかだ。私小説そのもので、多分普段の生活も淡々と穏やかなものだろう。都会人には癒しとなると確信。梶村氏の作品は一瞬、SF小説かと思いきや、スケール感の大きな恋愛小説だ。良いのでは?但し、記憶という機能の科学的考察が今一歩か。その意味では「エピローグ」は凄い作品だ。
今週のお題:
「BE KOBE 震災から20年、できたこと、できなかったこと」:BE KOBEプロジェクト、「10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか」:ジェンセン,フランシス、 ナット,エイミー・エリス、「慶應義塾大学病院の医師100人と学ぶ病気の予習帳」:塚崎 朝子氏、「現代乳酸菌科学: 未病・予防医学への挑戦」:杉山政則氏、「ロゴスの市」:乙川優三郎氏、「ギブ・ミー・ア・チャンス」:荻原浩氏、「マイストーリー 私の物語」:林真理子氏。
正月休みも鑑みて、三週連続でかなりの冊数をこなす予定。ノンフィクでは、神戸震災のその後は気になる処だ。この時も私は隣の県に住んでいて、自分の肌で地震を感じた経験がある。先の3・11も同じで、臨場感があるのは良いのか悪いのか。「10代の脳・・」は愚息の今後のぐれ方に驚かないためにも必読かも。医学関係も2冊。小説群は「ロゴス・・」の前評判が良い。経済新聞での書評高かった。その反面、「マイ・・」は悪い。やはりか。この作家は「下流の宴」で終わってしまったかも。芸能界やマスコミの裏を知ってるからといって、セレブではないし、却って知性の無さを露呈する様が哀しい。高村氏の様なより高度な知性を求め、足掻く姿こそ素晴らしいと思うのだが。
さて、私の近況は若い社員が次々と親の介護で離職する苦難と、電力自由化で押し寄せる小さな津波みたいなものに揺り動かされながら、どうにか正月を迎えられることにホッとしている。中小企業は人的にも資金的にも余裕はない。だから事前に手を打ったつもりでも、それでも不十分だ。好景気だが、人出不足。70歳年金支給、定年化は将来必須ではないか?と思ってしまう。理想を掲げるのは良いが、現実はそう甘くない。1億人総活躍に世界は夢の又、夢。早めに格差是正に手を付けておかないと、最終的には元気な年寄りだけで支える、変な国になってしまうかもしれない。さてさて、そんな状況下でも帰省は正月の恒例行事。当方も抱えなければならない高齢の両親が故郷に居る。本当に大変な世の中になっている。




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