2015年11月15日日曜日

2015.11.15書評

先週の評点:
「ルポ コールセンター 過剰サービス労働の現場から」(△):仲村和代氏、「ついに到着! 冥王星 太陽系探査の最前線」(◎):、「エピローグ」(◎):円城塔氏、「メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官」(-):川瀬七緒氏、「自画像」(○):朝比奈あすか氏。
「ルポセンター・・」はもう少し掘り下げた報道姿勢が欲しい。最初から弱者的視線でコールセンターを見ている感触がある。日本の高品質を支えてきた良い面もみなくては意味がない。「冥王星・・」は夢があると思う。元気が出る。「エピローグ」はマニアックだが凄い本だ。空間を情報集積度で輪切りにしてゆく過程は物理的だし、今風でもある。データで何事も置換される現代への警鐘にも受け止めた。「自画像」はとっつきにくいが、徐々に後半恐怖が忍び寄る迫力を持つ。失礼だが、女性特有の世界をドロドロとしっかりと書き上げていると思う。男として読むには勇気が居るのだが。川瀬氏のこの作品はやはり主人公の色気の無さに、腰が引けてしまう。何とかならないものか。
今週のお題:
「人体600万年史(下):科学が明かす進化・健康・疾病」:ダニエル・E・ リーバーマン、塩原通緒訳、「ハウス・オブ・デット」:アティフ・ミアン、アミール・サフィ、「私的読食録」:角田光代、堀江敏幸、「避難の科学 気象災害から命を守る」:古川 武彦氏、「ルパンの娘」:横関 大氏、「我が家のヒミツ」:奥田 英朗氏、「あの家に暮らす四人の女」:三浦しをん氏。
「人体・・」は先日の下巻だ。楽しみだ。「ハウス・・」は最新版の家庭財政のお話。「私的・・」は私が上手いと評価している両作家による書評まとめだ。角田氏は猫かぶれになっているし、堀江氏は相変わらずの寡作だし、自分の作品書いてほしいなあとは読者視線。「避難・・」はサバイバル本だと理解。小説3冊は事前評価4・5の良作揃い。
少し本のボリューム多いのは、休暇を1日頂いたからだが、愚息はノロウイルスに罹ったか、吐き気と下痢で苦しんでいる。どうもクラブ活動と期末試験のサボタージュ行為にも見えるが、身体の拒絶反応は確かなようだ。困ったものだ。
確かに、気候も急に冷え込み、雨も多い、憂鬱な日々が続いている。家人は急遽マスクと消毒薬を大量に買い込んで防衛体制を敷きだしたが、感染は人の常。基礎体力で凌ぐしかないだろう。
先週は懐かしい同僚(台湾人)と会食する機会有ったが、元気そうだった。米国、中国、日本と駆け回ってビジネス展開している。私が歳を取ったと愚痴ったら、そう考えるのがダメと諭された。確かにそうだろう。気は心。気力充実で何とか、やりくりしたいものだ。

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