2015年10月25日日曜日

2015.10.25書評

 先週の評点:
「人体600万年史(上):科学が明かす進化・健康・疾病」(◎):ダニエル・E・ リーバーマン、塩原 通緒,「 人のアブラはなぜ嫌われるのか -脂質「コレステロール・中性脂肪など」の正しい科学」(◎):近藤 和雄氏、「名画の謎を解き明かす アトリビュート・シンボル図鑑」(◎):平松洋氏、「工作名カサンドラ」(○): 曽根圭介氏、「ひりつく夜の音」(-):小野寺史宜氏。
 「人体・・」は文章も軽妙だし、好印象。「アブラ・・」と併せて、読むとより効果的かも。「名画・・」はシンボルに限って謎解きするという画期的な絵画の楽しみ方。良いかも。小説群はそれに比べると、少し平易で知性を刺激しなかったのが残念。既に、私の頭も知性の刺激に関心事が移っているのかもしれない。
  今週のお題:
「医学の近代史―苦闘の道のりをたどる」:森岡 恭彦氏, 「老後破産:長寿という悪夢」:10NHKスペシャル取材班、「18 きっぷ」:朝井リョウ、朝日新聞社、「犬の掟」:佐々木譲氏、「虚栄」:久坂部羊氏。
 ノンフィク3、小説2のウェルバランスか。小説2冊はいずれも大作でボリューム大。フィクションは医学系が多くなった。老後と長寿がアンバランスな現代。難しい。18きっぷはそんな中での若者像を探る写真集。新鮮に映るのか、どうか。元気な老人の方がインパクトあるかも。
 私の近況は内外の人事案件か。僻地からの離脱は意外に早いか、あるいは数年待ち。いずれにせよ、果報は寝て待て。余りの現職確保への拘りの無さの潔さに先方も驚いている。まあ、私の人生モットーは「人事を尽くして天命を待つ」だったから、早々簡単には人生哲学変えられない。
 それにしても、老後の不安を煽る報道が多過ぎる。次に控える現役世代は構えてしまう。何とかならないものか。悩みと言えば、給食やクラブ活動や中間試験の結果だったりと分かり易い時を送っている愚息を見ていると、若いって本当に良いなあと明るくなる。有難い事である。もっと、老人と子供の接点を増やすことが、世代間の差を縮める方法とも思えるのだが。



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