2015年7月12日日曜日

2015.7.12書評


 先週の評点。
「世界に分断と対立を撒き散らす経済の罠」(◎):ジョセフ・E・スティグリッツ、峯村利哉、「宗教聖典を乱読する」(○):釈 徹宗氏、「ラ・ミッション ―軍事顧問ブリュネ」(○):佐藤賢一氏、「人間のしわざ」(○):青来 有一氏。
 「世界・・」はコラムの羅列なので、本としてはどうだろうか。但し、筆者は米国に悲観的だし、日本には暖かい。アベノミクスの評価も高い。さて、さて。「宗教・・」は読もうという意欲に欠けた。申し訳ない。「ラ・ミッション・・」は幕末の旧幕臣の最後の足掻きと英仏の覇権争いもバックグランドに描かれ、面白いのだが、史実とのギャップが分からないので、評点は低い。やはり、歴史物は少し文献等の引用がないと虚構なのか、本当の話なのかが分からなくなる。「人間・・」は暗い。特に女性から見た視点はオドロオドロシイ。よって、評点は低い。但し、この作者の筆力が確かなもの有り。
 今週のお題。
 「居場所」のない男、「時間」がない女」:水無田気流氏、「マリコ、カンレキ」:林真理子氏、「航空機のテクノロジー」:ムック、「今日からは、愛のひと」:朱川 湊人氏、「朽ちないサクラ」:柚月裕子氏。
「居場所のない・・・」が事前評価も高い。その他は失敗かも。林氏のエッセーは自慢かもしくは自爆ものかを読んでみたい。
 さて、私の近況は長雨続きで、体調ももうひとつは相変わらず。本購買は最近、全く不調で、マンネリを読者に悟られたかも。エッセーは力入っているが、小説は就寝時にストーリーを練っているのだが、本物一つに絞るべきか、否かを今、迷っている。期待している本人の転勤も音沙汰無く、終の棲家と考えている都心のマンションはウナギ登りに価格上昇していて、以前のバルブ期を彷彿させている。尤も、購買者の主は高齢高所得者達の節税対策や、アジア新興高所得者達の投資目的らしく、いずれは潮が引くように、沈静化するのを待つしかないか。いずれにしても、庶民の手が届く範囲を逸脱しつつある。




 

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