2014年12月15日月曜日

2014.12.14 書評


 先週のお題。
「熱風の日本史」(○); 井上 亮氏、「京都で日本美術をみる 京都国立博物館」(○);橋本 麻里氏、「売国」(△);真山 仁氏, 「波の音が消えるまで 下巻」(◎);沢木 耕太郎氏。
 「熱風・・」は日経で連載ものを編集したものだ。明治~昭和の歴史の出来事をカットして論じたもので、面白くもあるが、時代考証までには至っていない気がする。やはり、部分カットでは深みが不足するせいか。惜しい。「京都・・」は京都観光には最適。でも、美術館廻りを観光客にしろ!とは酷かも。あれだけお寺や名所がある訳だから。真山氏は小説家としてはどうか?キャラ勝負の作家だから、それ次第か。「波・・・」はサーファーとギャンブラーと投影したが、どちらも運任せだし、沢木氏のハードボイルド風作風には向いているような、そうでないような、微妙。
  今週のお題。
「天使の羽ばたき」: ポール・ホフマン、金原 瑞人、「鳥たち」:よしもと ばなな氏、「パレートの誤算」:柚月 裕子氏、「 国境の人びと: 再考・島国日本の肖像」: 山田 吉彦氏。
 小説が多くなった。教養取得疲れ?「島・・」は事前の書評良好。よしもとファンが多いのだろう。その他は微妙。
 世の中、選挙で忙しい。今夜はその速報でマスコミは大騒ぎ。何十億というお金が飛び交い、消費され、この財政困難な国で一体政治家は何をしているのか?それを批判すべきマスコミも何に浮かれているのか?選挙放棄では何も答えにならず、かといって、選択すべき政党も訴えもないとすると?
 我が身の方は、数重なる忘年会に疲弊し、かといって、それさえも無くなりそうなサラリーマンの端っこに居て、微かに社会との繋がりを維持しているのみか。それでも、年賀状や親族へのお歳暮やクリスマスプレゼント、更には正月準備。加えて、家族へのプレゼント買いに遠出をしたり、大変な時期だ。
 出来得れば、一年の反省をゆっくりするべき時期なのだろうが、それもままならぬ。まあ、師走とはそんな時期なのだろうと達観している、今日この頃だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿