2014年11月25日火曜日

2014・11・23書評


 

 先週のお題。
「注目のハイテク35 (ニュートン別冊)」(◎)、「見てしまう人びと:幻覚の脳科学」(○):オリヴァー・サックス、 大田直子訳、「甘美なる作戦 」(○):イアン マキューアン。
 久々のニュートン別冊。何時も難解だが、理解力のない当方が不勉強なんだと思う。但し、3Dプリンターの説明は不足だ。脳科学は事前の書評が低かったのと、読む気が起きなかった。甘美なる・・は邦訳モノ。そうだろうか?書評ではべた褒めだったが、スパイ小説にしてはスピーデイでないし、謎解きをしては冗長過ぎるのでは?
 今週のお題。
「親鸞と道元」:五木寛之氏&立松和平氏対談、「日本の感性が世界を変える: 言語生態学的文明論」;鈴木 孝夫氏、「日本美術史入門」 (別冊太陽) 河野元昭氏。「A」;中村 文則氏、「水やりはいつも深夜だけど」;窪 美澄氏、「闇に香る嘘」: 下村 敦史氏。
 教養本の中で、親鸞・・は書評が高い。やはり将来が不安な時代は哲学や宗教が流行るかな。「日本の・・・」も日本を中心に未来が明るいと論じていて、人気が高い。美術史はイラストレーターとしてのお勉強材料。
 小説群はAの書評が悪い。悪の経典以来、中村氏はスランプなのだろうか?「闇・・」は江戸川乱歩賞受賞作品。期待したい。
 さて、私の近況は平穏無事。持ち家の売却は進んでいるようだが、バブル購入時の1/3以下という売値は我が人生最大の不良資産だ。
 当時バブルが破れて失った日本の膨大な資産価値が、結局は日本を二流国家へと引きずり落としたのだろうと思う事もある。金で買えないものはない!と豪語していた世代は一体、何処に消え去ってしまったのか。
 不動産という身動きの悪い資産が今、再び、REITとかETFとか名前を変えて、資金運用のターゲットになってはいるが、結局はそれを即時に抱き込み、吐き出す資金力が無いもの、あるいは長い期間に資金を貯めておけないものには、重たく、どんよりとした資産運用であることを肝に銘じるべきだろう。
 例の無料本購買キャンペーンは第二段も好調で、200冊近く売れている。読んでくださった読者に感謝。出来れば、違う本も少しお金を出して読んで頂ければ、更に感謝なのだが、世の中、そうは甘くないから面白い。

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