2014年10月7日火曜日

2014.10.05書評


 先週のお題:
「「自分」の壁」:(◎)養老 孟司氏、「虫娘」:(◎)井上 荒野氏、「ゴーストマン 時限紙幣」:(◎)ロジャー ホッブズ、Roger Hobbs、 田口 俊樹訳。
 先週はかなり好調。絞った結果、内容も確かだった。冒頭2作品がブログでも説明したので、「ゴーストマン・・」のみに言及すると、これは邦訳ものだが、かなり面白い。頭脳方STORYかと思いきや、アクションものに近い。スピード感もあり、良好。少し分厚いが頑張って読んでください。
 今週のお題:
「綻(ほころ)びゆくアメリカ―歴史の転換点に生きる人々の物語 ジョージ・パッカー、 須川 綾子」、「アクアマリンの神殿」:海堂 尊氏。
 たった二冊。だが、「・・アメリカ・・」は700ページ近い大作。恐らく、これで一杯だ。既に読み始めているが、実名入りのアメリカ近代史を読んでいる気がしてくる。個人攻撃にも思えるが、大丈夫?と思ってしまうほどリアルだ。
 登場する人物は良くも悪くも、貧困層出身で成功意欲が強い。つまり、ハングリーだ。その向学心のバイタリテイはまさにアメリカンドリームの源泉でもあり、腐敗の根源もあるのだろうと読んでいる。
 私の近況は余り芳しくない。本業は中間決算の時期だが、良くも悪くもなく、立場の違いで盛り上がりに欠けるかなあと危惧している。国内産業はどれをとっても明るい材料は少なく、それに伴い年齢を問わず、皆元気がない。
 作家業の方は、アマゾンジャパンとはもう関係修復は出来そうにもないし、かと言ってこの一年間の努力を他の出版社にする元気がなかなか沸いてこないのが実情。
 終の棲家は持ち家の売却まで議題に上っているが、要は何処で定年を迎えるかが決まっていないので、これも先送りにするかどうか。以前バブル期に買った家は既に評価=0になり、且つ土地は当時価格の半分に下落している。まさに不良資産を抱えている訳だ。と言っても、都会のように売って、何処かに新しいマンションを買えるほどの資産価値はないので、如何ともしがたい。 この現象はデフレ時期の不良資産をたくさん抱えていた日本経済そのものに似ている。
 但し、企業であれば、不良資産の除却は出来るが、固定給しか稼げないサラリーマンはどうしようもない。物件を売って、背負う借金を清算するか、それさえも出来ない場合は残った借金を返し続けるしかないのだ。
 まあ、バブル時期の間違いを懺悔しながら、読者の皆さんには出来る限りの警鐘を出してゆきたいと思っている。


 
 

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